重症化しないための事前対策
ブドウ糖(グルコース)は血液に乗って体内の細胞に運ばれますが、血糖値はその血液中に含まれるブドウ糖の量で決まります。
グルカゴンをはじめとしたホルモンが血糖値を上げ、また、その逆の作用をもたらすインスリンが分泌されることで、血糖値は下がり、通常はこのバランスが等しく調整されているのです。
インスリンに問題が起こると、血糖値のバランスが崩れます。
ブドウ糖の代謝に異常が発生し、高血糖となるのが糖尿病です。
血液検査における一般的な正常血糖値は、つぎのようになっています。
◆空腹時 110mg/dL未満
◆食後 160mg/dL未満
これが、以下のようになると糖尿病と診断されます。
◆空腹時 126mg/dL以上
◆食後 200mg/dL以上
では、数値の中間、正常でも糖尿病でもない血糖値のときは?
そんな人は境界型糖尿病の疑いがあるため、経口ブドウ糖負荷試験で、さらに詳しく調べられることになります。
この経口ブドウ糖負荷試験とは,血糖値を意図的に上昇させる試験です。
そのため、すでに空腹時や食後の血糖検査で糖尿病とわかっている人に対しては、この検査は行われません。
血糖から正常と判断される数値
◇糖負荷前 110mg/dL未満
◇2時間後 140mg/dL未満
血糖から糖尿病と判断される数値
◇糖負荷前 126mg/dL以上
◇2時間後 200mg/dL以上
正常にも糖尿病にも入らない血糖値の人は、境界型糖尿病になります。