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インスリンについて

インスリンの生まれるところ

ランゲルハンス島……。
読書好きな方なら、この島の名前を一度は耳にしたことがありますよね。
村上春樹の本のタイトルにも使われているこの島は、人間の体内に存在する膵臓の一部分です。

ランゲルハンス島から分泌されるペプチドホルモンの一種が、インスリン。
ちなみにインスリンの名前の由来はラテン語のinsula=島。
発見者の名前をつけられたこの膵臓の一部は、まるで島のように見えることから、そう呼ばれるようになりました。

インスリンはホルモン

このインスリンが、なぜ糖尿病に関して重要かというと、これがホルモンの中でただ一つ血糖値を下げる作用を持っているためです。
つまり、インスリンに異常が発生し、うまく分泌されないと、人は血糖値をコントロールできなくなり、糖尿病へと進んでいくのです。血糖値を下げるという作用を代わってくれるホルモンが、他に存在しないわけですから。

1型糖尿病の場合は、インスリン自体が破壊されるので、インスリン注射などの治療が欠かせないものになります。
2型の場合は原則として、カロリーカットされた食事や適度な運動、インスリンの作用を高める経口薬の投与などにより治療がなされます。
しかし、これらでは不十分な場合もあるため、適時インスリン注射が行われます。

それならインスリンを経口薬にすれば楽なのに……と当サイトの書き手などは考えるのですが、そうはいかないようです。
それは、インスリンがアミノ酸でできているため、口から飲んでしまうと胃腸で分解されて効果がなくなってしまうからです。

インスリン治療

1型糖尿病では、インスリンを頻繁に注射する必要があります。
これが2型となると、患者の年齢や環境にもよりますが、朝夕の1日2回のパターンが多いようです。
基本的に、インスリンは食事の15~30分前に皮下注射します。
インスリンの量を増やしてから食事をし、血糖の上昇をゆるやかにするためです。
かたよった吸収を体内でされないように、注射場所は毎回ずらすのが効果的です。

 
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