重症化しないための事前対策
1型の原因については、免疫の異常が関わっているらしいということ以外、まだ詳しいことは明らかになっていません。
免疫自体についても、解明されていない部分が大きいためです。
2型についても、実は現在の段階で、はっきり「これが原因だ!」と断定できるものはないといわれています。
肥満やメタボリックシンドロームが関与していることは多いのですが、そうではない人でも糖尿病を発症するケースがあるからです。
ただ、2型には、もともと遺伝的な体質から糖尿病になりやすい人が存在するのは知られています。
そういった要因を持っている人が、さらに糖尿病になりやすい生活習慣を送ることにより、発病率が高まると考えられています。
また、喫煙者のほうが非喫煙者よりも2型糖尿病の発症率が高いことは決定的な事実です。
適度な分量とカロリーを守り、規則正しい食生活を送ることが、糖尿病患者にとっては重要です。
暴飲暴食などは、もってのほか。運動不足も問題となります。
生活習慣が、血糖値をコントロールする大きな鍵をにぎっているのです。
その他に見過ごしてはならないのが、ストレス。
ストレス自体が過食を誘発します。
また、ストレスを感じると、アドレナリンや副腎皮質ホルモンが分泌され、これがインスリンの作用を弱めてしまうことにつながります。
そうなると、おのずと血糖値が上昇します。
しかし、この現代社会で、ストレスを感じず、規則正しい生活を送るのは意外と難しいもの。
一つの家庭を例にあげてみても、職場でのつき合いなどがある夫の食事を、妻が管理するのには限界が。
糖尿病患者が増加傾向にあるのも、そんな要素が関係しているのかもしれませんね。