重症化しないための事前対策
治療の負担が大きい糖尿病。
検査は受けたいけれど、その後の治療のことを考えると、病院選びだって慎重になってしまいますよね。そんな方は、治験に応募してみてはいかがですか?
病院と違い、治験では治療や薬に費用がかからず(診察費がかかってしまうケースもあります。)、協力費も支払われます。主治医だって見つけられる場所なのです。一般では受けられない最先端医療をあつかっているため、社会貢献にもつながりますし、しかも、その最新医療は研究に研究を積み重ねて培ったもので安全です。
ただ。治験を受ける際には、それまで服用していた薬から切り替えをするケースもあります。切り替えの期間中は、薬を止める可能性も。
また、これは一般の病院などでも言えることですが、治療によっては100%効果が現れない人もいます。また、応募すれば必ず治験に参加できるというわけでもありません。参加には日程調整が必要となっています。
治験を募集しているのは、次のような機関です。
| 治験を行っている機関 | ホームページの特徴 | 治験の数 |
|---|---|---|
クリニカル・トライアル![]() |
糖尿病専用のホームページが用意されていて、作りがしっかりしてあります。応募条件や治験の流れなどが詳しく書いてあり、安心感があります。また、自分に合った条件の治験を見つけてくれてるサービスがあり、検索することも苦になりませんでした。 治験の体験レポートはこちら>> |
多 |
株式会社ヒューマ![]() |
ホームページにある、検索条件が大まかなため、なかなか自分にぴったりの治験を見つけるのが大変かもしれません。申し込みによっては、直接電話をかける必要があり、手間が若干かかる恐れがあります。 | 中 |
ニューイング![]() |
治験募集のものが一覧になっていて、検索機能がありませんでした。ですので、一個一個を見て、自分の条件に合うものを見つける必要があります。 | 中 |
JCVN![]() |
日付も、実施場所もバラバラなためとても見にくいサイトになっています。生活習慣病の治験がほとんどで、無料健康診断があるものがありました。 | 中 |
セキノ![]() |
おもに薬の治験を行っていますサイトで、比較的若い人が対象となっているものが多い気がしました。 | 中 |
株式会社ヘルスクリック![]() |
病気に関する情報サイト的なイメージで、治験以外にも薬やサプリメントについての記事などもあり、ためになります。治験に関してもキーワードで検索できるため、検索しやすかったです。しかし、キーワードが自分の思っているものと違う場合、発見するのが大変かもしれません。 | 少 |
意外とたくさんあるでしょう?ただ、サイトによっては必ず糖尿病の治験募集があるとは限りません。そこで、糖尿病患者とその予備軍のため、私はクリニカル・トライアルを選びました。
他社と比較して3日前、前日、当日に連絡をくれたうえ、初めてでも安心して治験に望めたというのが私のオススメする理由です。それに他のサイトよりも治験の数が多く、参加者も多く、安心感のあるのが特徴。また、この機関ではイベント(誕生日プレゼントがもらえたりします)や会員割引があるのも嬉しいところです。
それではここから、私の実体験をもとにした治験レポートをお届けしましょう。私自身、まだ治験での糖尿病治療を継続中ですので、まさに現在進行形のリアルな情報。治験に興味をお持ちの方は、ぜひ目を通していただければと思います。
「肥満症の方、糖尿の方、健康診断無料でやります!」というネットの広告に心惹かれ、早速治験への参加を申し込んだ私。
平日は会社があるので長期入院での治験はパスし、通院方式での紹介をクリニカル・トライアルに依頼しました。
最初は「そうすぐに話はこないだろう」と思っていたのですが、意外にもすぐに複数のお誘いがあり、事前検査に行くことに。
会社の健康診断と同レベルの検査を無料で受けられ、身体の各データを把握できたのは、ちょっと得した気分でした。
そして、何度かの検査を受けた結果、食欲を抑制する新薬の開発協力に参加することになったのです。
こうして、1ヶ月に1度現場のクリニックに通い、新薬の開発協力を兼ねた糖尿病治療を受ける生活がスタートしました。
通院中は開発中の新薬のほか、これまで服用していたものと同じ糖尿病の処方薬、そして体調不良などがあった場合には、その症状に見合った処方薬も出してもらえます。
また、これは治験の内容によっても変わりますが、血液検査や心電図、食事指導などもしてもらえる充実ぶり。検査などの結果もすべて教えてもらえるうえに、ドクターからのアドバイスも受けられます。
医療の専門家がパートナーとしてついてくれるのなら、治療も長続きするというもの。これは私にピッタリの治療プロセスだと、ドクターのアドバイスを聞きながら思ったものです。
そしてもう一つ驚いたのは、これだけ充実した治療を、ほとんど費用をかけずに受けられることです。通院の交通費などちょっとした出費はあるのですが、治験の協力費としていただけるお金でほとんど賄えます。
地元の病院に通院していた頃と比べると、金銭的な負担はグッと楽になりました。
この治験には約10ヶ月間参加したのですが、治療効果はもちろん、ドクターのアドバイスから豊富な知識やノウハウを学べたことも大きかったと思います。
そして現在は、肥満症の治験に参加しながら、引き続き糖尿病の治療を進めています。今はこれまで使った服用薬を体から抜く期間で、血糖値の自己測定と記録が中心。忍耐のない私が、自分でも驚くほどの根気で取り組んできた治療も、いよいよ終盤です。
血糖値を毎日記録することで、以前はまったく気にしていなかったカロリー計算も、常に意識するようになりました。血糖値が高まると治験が中止になってしまうこともありますが、やはり自分の意思で治療に取り組むことで、健康への意識が根付いたのだと思います。
その点でも、治験に参加したことには大きな意義があったと、私は思うのです。
ここまでの体験レポートでは、治験に参加するメリットを書いてきましたが、人によってはデメリットに感じる要素もあります。以下に主なものを挙げてみましょう。
●個人情報の提供が必要
病気治療に関わることなので、健康状態や過去の病歴などプライベートな情報まで提供する必要があります。
●市販薬やサプリメントなどの使用制限
治験に参加中は健康上の配慮から、市販薬やサプリメントなどの服用が制限されます。
●協力した治験のプロジェクトが中止に
新薬の開発が中止になった場合など、治験のプロジェクトが途中で立ち消えになることもあります。不可抗力なのですが、ガッカリするものです。
治験への参加を申し込むときには、こうしたデメリットがあることも知っておきましょう。
クリニカル・トライアルのホームページをチェック!